ブレッドボードの電源
「ブレッドボードの使い方」で説明したように、 ブレッドボードを使うとハンダ付けをすることなく、電子工作に必要な部品をつないで、動作の確認をしたりすることが簡単にできます。
さて、このブレッドボードは通常、両脇に電源用のライン (赤と青) があり、 ここに必要な電源を接続して使います。
Arduino 等の電源を利用
Arduino などのボードには通常、3.3V や 5V の電源出力があるので、それらをそのまま使える場合は使います。
例えば「Arduino を用いて LCD に文字を表示」では、次の図のように Arduino から直接ブレッドボードの電源ラインに配線しています。
3端子レギュレータの利用
3端子レギュレータという固定電圧出力用の IC を使って電源を取る方法もあります。
詳しくは「3端子レギュレータ LD1117V33 で 3.3V を作る」などをご覧ください。
ブレッドボードの電源供給用モジュール
便利なアイテムとしては、ブレッドボードの電源供給用のモジュールが販売されているので、 それを利用するのも簡単です。
下の写真のモジュール (MB102) は USB または 3.5mm のバレルジャックに電源を接続することで、 ブレッドボードに 3.3V または 5V の電源を供給できます。
3.3V または 5V の切り替えは、ジャンパーで切り替えられます。
バレルジャックからの入力は 7V から 12V の範囲です。
その他詳細は、ご利用になるモジュールのデータシートを確認してください。