3端子レギュレータ LD1117V33 で 3.3V を作る

電子工作では 5V、3.3V などの電圧がしばしば必要になりますが、 このときによく利用されるのが3端子レギュレータです。

ここでは ST マイクロエレクトロニクス社の3端子レギュレータ LD1117V33 を利用して 3.3V の電圧を作ります。

LD1117V33 は LD1117 シリーズの 3.3V 出力版です。その他、例えば 5V なら LD1117V50 のようにバリエーションがあります。

ロードロップアウト (LDO) タイプのレギュレータで、入力電圧は 4.3V からで、絶対最大定格が 15V です。

詳しくは開発元のサイトをみてください。

STMicroelectronics LD1117

データシート記載の TO-220 パッケージのピン配置と応用回路例は次の通りです。

LD1117 ピン配置

LD1117 応用回路

st.com LD1117 より引用

リニアレギュレータでは電圧降下分は熱となります。熱計算をして、必要とあらばヒートシンクなどの放熱対策を実施しましょう。

LD1117 では接合部 (ジャンクション) と周囲 (アンビエント) との熱抵抗 θja は TO-220 で 50°C/W です。

ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。SNS 等でこの記事をシェアしていただけますと、大変励みになります。どうぞよろしくお願いします。

© 2024 基礎からの IoT 入門