開発環境の準備
PIC マイコンは米国 マイクロチップテクノロジー社の制御用 IC です。
ソフトウェアの開発については、マイクロチップ社から無償の開発環境をダウンロードして利用できます。 開発環境は MPLAB X といいます。その環境で C 言語またはアセンブラでプログラムを記述できます。
開発したソフトウェアは PIC チップ内のフラッシュメモリに書き込んで使います。
PIC チップにプログラムを書き込むためには、専用のプログラマ (書き込みツール) を利用すると簡単に書き込むことができます。
したがって、PIC マイコンを利用するために必要なツール類は、次の通りです。
- PIC 本体
- ソフトウェア開発環境 (MPLAB X とコンパイラ類)
- プログラマ
それでは、それぞれみてみましょう。
PIC 本体
PIC はマイクロチップ社の制御用 IC の総称で、実際の IC としてはたくさんのラインアップがあります。
デバイスファミリとして、PIC10、PIC12、 PIC16、PIC18 等のファミリがあり、さらに例えば PIC12 の中に PIC12F635、PIC12F683 などのように個別の IC の型番があります。
ソフトウェア開発環境 (MPLAB X とコンパイラ類)
ソフトウェアの開発環境として、マイクロチップ社のサイトから MPLAB X を無償でダウンロードして利用できます。
また C コンパイラとして、XC コンパイラも同様に無償で利用できます。
プログラマ
PIC にプログラムを書き込むツールをプログラマー (とかライター) といいます。
Microchip 社の純正プログラマーである PICKit 3 がおすすめです。
互換製品もありますので、アマゾンの検索結果を載せておきます。
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その他、一般的な電子工作と同様にブレッドボードやジャンパワイヤー等が必要です。