微弱な電圧を増幅して使う ~ オペアンプの利用 (UA741)
各種センサー等からの信号は微弱な電圧である場合が多く、利用時には増幅して使う場合がよくあります。
その場合には演算増幅器 (オペアンプ) 等を利用します。
オペアンプは通常次のように書きます。
V+ もしくは V- に入力信号があって、Vout に出力の信号が出てきます。
上図では 3 本の線が出ているように描かれていますが、実際はこの他少なくともオペアンプ IC を動作させるための電源が必要です。
電圧の正負が変わらない非反転増幅する場合は、次の回路になります。
こうすると出力電圧は次の式で求まります。
すなわち出力は二つの抵抗値の選び方で求めることができます。(ただし、電源以上にはなりませんが) 導出については参考書類をみてください。
具体的には UA741 などのオペアンプ IC がありますが、それらはテキサスインスツルメント社のデータシートをみると、ピンの配置がわかります。
入力信号 V+, V- はそれぞれ 3 番ピンと 2 番ピン。出力は 6 番ピンです。