LM317 可変電圧レギュレータの利用
LM317 は非常に有名な可変電圧レギュレータです。
1976年、ナショナルセミコンダクタで勤めていたロバート・C・ドブキン氏によって設計されました。
出力電圧 1.25[V] から 37[V]。入力電圧と出力電圧の差は最低3[V]、最高40[V]。出力電流 1.5[A] です。
9V から 5V の電源を取りたい場合など、LM317 が利用できます。
LM317 は 3 端子で下写真で左から ADJ, OUT, IN になってると思います (が詳しくはデータシートをみてください)。
二つの抵抗値で次のように出力電圧の設定が可能です。
上図において出力電圧 Vout は次の式。
試しに R1 = 330[Ω]、R2 = 1[kΩ] として、実際にブレッドボードで作ると、次のようになりました。
R2 をポテンショメータ (可変抵抗) にするなどで、微調整可能です。