TMP36 を用いた温度の計測と LCD への表示

アナログ温度センサー IC の TMP36 を使って、温度を測定して LCD 1602A に表示する方法について説明します。

TMP36 については、次のページの説明をみてください。

温度を測る ~ TMP36

LCD 1602A の I2C アダプターを使用する方法については、次のページをみてください。

1602A I2C アダプターの利用

analogRead で TMP36 からの電圧を読み取り、LCD に表示するコードは次の通りです。

#include <LiquidCrystal_I2C.h>

const int PIN_TMP36 = 1;
const int LCD_LEN = 16;

LiquidCrystal_I2C lcd(0x27,16,2);

void setup() {
  // LCD 初期化
  lcd.init();
  lcd.clear();
  lcd.backlight();
}

void loop(){

  // TMP36 から電圧を読み取り温度に換算
  float a = (float) analogRead( PIN_TMP36 );
  float v = a * 5.0 / 1023.0;
  float t = v * 100 - 50;

  // 温度の表示
  char degree_symbol = (char) 223;
  String s = String(t, 1) + degree_symbol + 'C';
  int pos = ( LCD_LEN - s.length() ) / 2;
  lcd.clear();
  lcd.setCursor(pos, 0);
  lcd.print(s);
  
  // 3秒待ち
  delay(3000);
}

度を表す ° という記号は、文字コード 223 として表示できます。

ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。SNS 等でこの記事をシェアしていただけますと、大変励みになります。どうぞよろしくお願いします。

© 2024 基礎からの IoT 入門