Arduino IDE を用いて ESP8266 で開発を行う環境設定

ここでは ESP8266 向けのプログラミングを、Arduino IDE を用いて行うときの設定項目について説明します。

まずは Arduino ボード向けに Arduino IDE を設定するのと同じく、Arduino IDE を設定してください。

Arduino IDE のインストールと設定

次に File メニュー から Preferences を選択します。

設定ダイアログ中の Additional Boards Manager URLs に次の URL を設定します。

http://arduino.esp8266.com/stable/package_esp8266com_index.json

次に Tools メニュー から Board を選択して、Boards Manager を開きます。

esp などの文字で探すと、esp8266 by ESP8266 Community が見つかるはずですので、それを選択して Install ボタンをクリックしてインストールします。

これでボードとして ESP8266 が選択可能になります。

それからファームウェアをアップロードするときには、FTDI USB-to-TTL アダプターで USB を使うとか、 あるいは NodeMCU (Development Kit) では マイクロ USB を利用してファームウェアを書き込むことになりますが、 必要に応じて権限を設定します。Ubuntu ではデフォルトでは dialout グループにアカウントを追加します。

$ ls -l /dev/ttyUSB*
crw-rw---- 1 root dialout 188, 0 Jul 2 00:01 /dev/ttyUSB0
$ sudo usermod -a -G dialout Your account

ファームウェアをボードにアップロードする際には、ボードの設定がターゲットとなるボードにあっていることを確認してください。

ボーレートなどについてはボード裏面に注意書きがしてある場合があります。私のボードでは 9600 で使えと記載がありました。

ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。SNS 等でこの記事をシェアしていただけますと、大変励みになります。どうぞよろしくお願いします。

© 2024 基礎からの IoT 入門