ISD1820 レコーディングモジュールの使用方法

ISD1820 は声などの音を録音して、再生するためのモジュールです。

ピンを HIGH/LOW に設定するだけで、録音を開始したり、録音した音声を再生したりできるので使用するのは大変簡単です。

ただ 3.3V が動作電圧ですので Arduino UNO などの 5V から操作する場合は、分圧するなりしてレベルを変換してください。

VCC ピン は 3.3V の電源を接続します。

3.3V の電源については「3端子レギュレータ LD1117V33 で 3.3V を作る」などを参考にしてください。

GND ピン はグラウンドに接続します。

REC ピン を HIGH にしている間、マイクから録音できます。REC ボタン も同様に、押している間録音できます。

FT ピン を HIGH にすると、マイクからの入力が直接スピーカーに流れます。

P-L ピン を HIGH にしている間、録音された音がスピーカーで再生されます。PLAYL ボタン も同様に、おしている間再生されます。

P-E ピン を LOW から HIGH にすると、録音された音が一度再生されます。PLAYE ボタン も一度押すと、録音されている音が再生されます。

SP+SP- はスピーカーの + と - に接続します。スピーカードライバが内蔵されているので、8 Ω スピーカーが直接接続できます。

既定の設定では 6.4kHz のサンプリングレートで 10秒間の録音が可能です。

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